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「レクは何処にいるんだ?」シルバが言った。
「知っていたら、こんなに苦労するか!?」
リゼルバルグに着いて、二時間たった。
隠れたりなど、慎重に進んでいたため、まだ、半分も地形を理解していなかった。
「…いるとしたら、牢屋とか、拘束できる場所だと思いますよ」アルスが二人に話した。
「ぁ・・・」二人は口を揃えて言った。
「い、いや、知ってるよ、な!シルバ!」
「ぇ、ぁ、まぁ・・・」
「…ホントですか?」アルスは呆れた顔で言った。
「ぉぃ、人がいるぞ」ジャルドが、小声で言った。
黒髪の紺色のローブに、護鳳祈の証と思われる十字架のネックレス。
そして…風の力を操る<WIND>の能力を持つ男。
「…ザリッツ」ジャルドが呟いた。
ザリッツは、奥の通路に入っていった。
「後を追うぞ」
「触れないから」ザリッツは言った。
「何でだ?」
「魔力の干渉とか、色々。」
「成程。・・・それでさ、お前の風の能力、あれは何だ?」出来るだけ情報手に入れよう…
「…え?エターナルも知らないのか?」
「エターナルは、俺らダークマターの他にも、マスターブレイブや各国の上位騎士が使ってる代物だ。」
続けてザリッツが言った。
「エターナルってゆーのは、魔力を凝縮したもので、装備すると、エターナルによって風を起こしたり
爆発を起こすことができる。しかしな、ロクに魔力の無いやつとか、素質の無いやつは勿論、エターナルを装備できない。…ちなみに、知ってると思うが俺は<WIND>っていうエターナルをつけている。
…おっと、長くなったな」
「そのエターナルは、たくさん付けられるのか?」そうしたら俺も、簡単な魔法を扱えるのか?
「一つでさえ魔力を消費するのに、たくさん着けたら魔力が枯れてしまうからな」
「まぁ、一番はエターナルに頼らず、魔法とか使えた方がいいんだけどね。でも、エターナルつけなくても、魔法が使える人たちはへっているからね」
「言っとくけど、これは常識だぞ?じょーしき」ザリッツは言った。
「説明、ありがとな」…何、拉致られたのに、敵に感謝してんだよ・・・